bar_1

contents_map

ラベル CT-TIPS の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル CT-TIPS の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2019年5月16日木曜日

macOSでマウスカーソルがウィンドウにくっついてしまうなどの現象の対処法

最近, macOSでマウスカーソルがウィンドウにくっついてしまう現象が生じた. 以降の操作が何もできなくなってしまうのでとても困る. 環境は以下の通りである:
  • macOS High Sierra 10.13.6
これとは別のケースで, ウィンドウがアクティブにならなくなってしまう現象は前から稀に起きていた. これら2つの不具合の対処方法を示す.

2018年9月11日火曜日

中小企業向けサイバーセキュリティ対策の極意 (無料)


東京都産業労働局が, 『中小企業向けサイバーセキュリティ対策の極意』というPDF資料を配布している. 全193ページ, 5章からなる構成で, 無料である.
ページ下部のリンクからダウンロードできる.

2018年8月29日水曜日

"SafariBookmarksSyncAgentが予期しない理由で終了しました" の修正方法

いつのタイミングか忘れてしまったが, Safari を起動するとエラーメッセージが出るようになってしまってい, ブクマ登録もできなくなってしまった. これは ~/Library/Safari/Bookmarks.plist を作り直すことで, 直すことができる.
この記事では, 当該現象と原因, 修正方法を述べる.

2018年2月19日月曜日

macOS High SierraでKarabiner-Elementsだけで親指シフト入力環境を構築する方法

!!!!あたらしい記事が ここ にあります!!!!
Fortniteが動くかとおもいEl Capitan (10.11.x) から一気にHigh Sierraにアップグレードしてみたものの, グラボがないとダメですと言われてゲームが起動できなかった.
これまで私がSierra系に更新していなかった理由は, Karabinerが動かないと聞いていたからだ. こうなったらSierra以降向けに開発されているという Karabiner-Elements (KE) で, 無理矢理NICOLA配列での親指シフト入力環境を実現する しかない……というわけで, とりあえず動くものができたので公開します.
動作確認した環境は下記:
  • OS version - macOS High Sierra (10.13.3)
  • IME - Google 日本語入力 2.20.2700.1 (基本設定: ローマ字入力)
  • Karabiner-Elements version - 11.5.0
試してないけどSierraでもイケると思う.
インプリしたのは, とりあえず NICOLA配列 (JAWP) で, 右シフトを「変換」キー, 左シフトを「無変換」キーとしています.
現状のこのNICOLA配列の実装の不具合としては:
  • けっこう前もって (よっこらしょという感じで) 親指シフトキーを押す必要がある
  • ときどきシフト状況が正確に把握されないことがある
という点が挙げられます. もっとうまい書き方があるかもしれない.

使い方

Karabiner-Elements (KE) をインストールしてから,
上記の2つのjsonファイルをダウンロードして, ディレクトリ: $HOME/.config/karabiner/assets/complex_modifications/ に格納してください.
次に, Karabiner-Elementsを起動してから Preferences... を開き, Complex Modifications タブを選択します. 下の方にある Add rule ボタンを押すと, 設定の一覧が出てきます.
この一覧の下の方に, 「無変換, 変換キーでIME Off, On」, 「親指シフト入力のためのNICOLA配列」があるので, Enableして下さい.

おおまかな仕組み

シフトごとにフラグとなる変数: Oyayubi-R, Oyayubi-L, Oyayubi-Any (右か左のどちらかが押されたとき用) を用意 (set_variable) して, 押下されたらセット, 離されたらリセットしています. この処理の記述をしているのが, muhenkan_henkan_ime.json です.
フラグの状態とIMEの状態に応じてmanipulateの処理が決まります. こちらは nicola_genenerated.json で記述しています.
ファイル名から察しがつくように, いちいちキー一つ一つの設定を書いていくのは面倒なので, 設定のためのjsonジェネレータをRubyで書いた――のだけど, こういうものがあると後から知った:

Conclusion

macOS High Serraで, Karabiner-Elementsだけで親指シフト入力を可能にした.

References

実装するにあたり, 以下のドキュメントが役に立ちました.

2014年8月24日日曜日

LibreOffice Calc でセルのシングルクォートを削除するには

LibreOffce Calc で、テキストで入力された日付を、日付値に変換する方法。
すなわち、セルの先頭の シングルクォートの削除 の方法。
  1. 変換 (シングルクォートを削除) したいセルを選ぶ
  2. おもむろに、メニューから データ > テキストから列へ(X)... を選択する
  3. 出てきたウィンドウで、右下にある OK を押す
以前、Excel で同じことでハマったことがあったのですが、似たような方法で解決できました。
うまくいかないときは、セルの書式設定が「テキスト」になっていないか、確認してみてください。Standard (標準) や 日付ならたぶんよい。

2014年6月10日火曜日

geocities.jp の「GIMP2を使おう」というサイトを見るには

Webarchive を使えばよい。(2016-11-17追記: 現在は当該HPは復活しているようです。よかったですね。以下は、URLは手元にあるけどネットから無くなってしまったサイトを見る方法として参考にしてください)

2014年6月4日水曜日

OS X をバージョンアップ→"kernel extension is not loaded" と出て PCKeyboardHack と KeyRemap4MacBook が動かなくなってしまったら

わたしの場合、Mac OS X 10.9.2 から 10.9.3 に更新したところ題記のように PCKeyboardHack と KeyRemap4MacBook が、”kernel extension is not loaded” というメッセージが表示され使えなくなってしまう現象が発生した。
そんなときは、おもむろにコンソールから手動で、カーネルエクステンションを起動してあげるといい。kextload というコマンドを使う。

2014年5月28日水曜日

Markdown Here (MDH) 2.11.0 に更新した時の注意点

Firefox のアドオン Markdown Here 2.11.0 へのバージョンアップでの注意点。リッチテキストエディタを使って Markdown でブログなどの記述している方向け。

2014年5月18日日曜日

Mac にインストールされている Command Line Tools (CLT) のバージョンを調べるには


Mac にインストールされている Command Line Tools (Command Line Developer Tools; CLT) のバージョンを調べるにはどうしたらいいだろうか?


  • pkgutil を使う方法

  • brew を使う方法

の 2 つの方法についてここでは説明しよう。




pkgutil を使う方法


パッケージ ID を指定して、pkgutil コマンドを実行する:

$ pkgutil --pkg-info=com.apple.pkg.CLTools_Executables
package-id: com.apple.pkg.CLTools_Executables
version: 5.1.0.0.1.1396320587
volume: /
location: /
install-time: 1399979620
groups: com.apple.FindSystemFiles.pkg-group com.apple.DevToolsBoth.pkg-
group com.apple.DevToolsNonRelocatableShared.pkg-group

ちなみに、バージョンの末尾の 1396320587 という値は、

$ ruby -e 'p Time.at(1396320587)'
2014-04-01 11:49:47 +0900

というふうに、日付と時刻を意味する。

詳細を知りたい場合は、pkgutil(1) (すなわち man -S 1 pkgutil を実行) を読んでみるといい。

brew を使う方法


brew --config でもいい。CLT 以外の情報を調べるのにも使える。

$ brew --config
HOMEBREW_VERSION: 0.9.5
ORIGIN: https://github.com/Homebrew/homebrew.git
HEAD: 14c59f40e95f1766f7d067287e821bd66112911e
HOMEBREW_PREFIX: /usr/local
HOMEBREW_CELLAR: /usr/local/Cellar
CPU: dual-core 64-bit penryn
OS X: 10.9.2-x86_64
Xcode: 5.0.2
CLT: 5.1.0.0.1.1396320587
GCC-4.2: build 5666
Clang: 5.0 build 500
X11: 2.7.5 => /opt/X11
System Ruby: 1.8.7-358
Perl: /usr/bin/perl
Python: /usr/bin/python
Ruby: /Users/honyarara/.rbenv/shims/ruby

内部では pkgutil を実行しています。

最新の CLT を使っているにもかかわらず、brew のワーニング “A newer Command Line Tools release is available” が出たときはどうするか? → brew update を何回か実行すればいい。


2014年5月17日土曜日

作図エディタDiaの環境構築(2014年更新版)

以前 Dia について書いた記事を更新しようとしたところ、Markdown Here で書いたあとに保存すると、なぜか br タグがつきまくって、レイアウトがめちゃくちゃになってしまいます。
仕方なく、新記事としました。サイトURLの変更とバージョンが上がっている点に関しては、修正しています。
TeX で図を描きたいときにどうしようかと、ドロー系の作図ツールを探していた。TeX と言えば tgif という先入観からそれ系のを探していたが、そういえば Dia があったのだった。Dia はドロー系 (Draw) 作図エディタソフトウェア。検索していたところ、Microsoft Visio とよく比較されているようだ。

本記事では、以下のものを取り扱う:
nameDia for Windows
descDiaは構造的な図を描くためのプログラム
sitehttps://wiki.gnome.org/Apps/Dia
downloadhttps://wiki.gnome.org/Apps/Dia/Download (http://dia-installer.de/index.html.en)
version0.97.2 (2011年)
licenseGNU General Public License
faq.
doc.
nameDiashapes 0.3.0 (Windows/Mac)
descDiashapes は、Dia シンボルの追加のためのダウンロードとインストールを簡単に出来るようにする。Mac 版は先にMONOランタイムのインストール要とのこと。サイトを参照。
sitehttp://dia-installer.de/diashapes/index.html.en
downloadhttp://dia-installer.de/diashapes/index.html.en
version0.3.0
licenseGNU General Public License
faq.
doc.
また、後述の理由により、Python 2.3.X が必須とされる。
namePython 2.3
descPython script language
sitehttp://python.org/download/releases/2.3.5/
downloadhttp://python.org/ftp/python/2.3.5/Python-2.3.5.exe
version2.3.5
license
faq
doc.

どのような図が描けるか

インストールしたままだと、Dia は以下のような36種類の図を描くことができる:
  1. 基本図形
  2. フローチャート
  3. UML
  4. BPMN
  5. Cisco - コンピュータ
  6. Cisco - スイッチ
  7. Cisco - その他
  8. Cisco - ネットワーク
  9. Cisco - 電話
  10. ER
  11. FS
  12. GRAFCET
  13. Lights
  14. MSE
  15. RE-i*
  16. RE-Jackson
  17. RE-KAOS
  18. SADT/IDEF0
  19. SDL
  20. Sybase
  21. UML
  22. クロノグラフ
  23. サイバネティックス
  24. ジグゾー
  25. その他
  26. データベース
  27. ネットワーク
  28. ラダー回路
  29. 化学工学
  30. 回路
  31. 気学と水力学
  32. 構造化分析と設計
  33. 地図(Isometric)
  34. 電気回路
  35. 土木
  36. 論理回路

データ形式

Dia は、独自のファイル形式 (Dia Native Diagram Files) で、情報を落とさない形式 (ロスレス) で、データを扱うことができる。(8.2.1)
またヘルプドキュメントによれば、ファイルの入出力データの形式は、以下のようなフォーマットを扱うことができる:
  • 出力 (Export)
    1. Computer Graphics Metafile (.cgm)
    2. Dia Native Diagram (.dia)
    3. Dia Shape File (.shape)
    4. AutoCad Drawing eXchange Format (.dxf)
    5. HP Graphics Language (.plt, .hpgl)
    6. Encapsulated Postscript (.eps, .epsi)
    7. Portable Network Graphics (.png)
    8. Scalable Vector Graphics (.svg)
    9. Scalable Vector Graphics gzip compressed (.svgz)
    10. TeX Metapost macros (.mp)
    11. TeX PSTricks macros (.tex)
    12. WordPerfect Graphics (.wpg)
    13. XFig format (.fig)
    14. XSLT (eXtensible Stylesheet Language Transformation) (.code)
(以上14種類のフォーマット。“8.2.3 Exporting: Support for Other Formats”より)
  • 入力 (Import)
    1. Scalable Vector Graphics (.svg)
    2. AutoCad Drawing eXchange Format (.dxf)
    3. XFig File Format (.fig)
    4. GdkPixbuf bitmap graphics (.bmp, .gif, .jpg, .png, .pnm, .ras, .tif)
(以上10種類のフォーマット。“8.2.2 Import Formats”より)

インストール方法

Windows環境においては、Python 2.3 を、最初にインストールする必要がある。Dia はプラグインとして Python の形式を採用している (信じられないことだが(!)、プラグイン無しのDiaでは、図形の回転ができないのである (なぜ、このようなトチ狂った仕様にしてしまったのか、私には理解できない……)。

Dia のインストーラは、Python 2.3がインストールされているか否かを検知するため、インストールは以下の順番で行わなければならない:

  1. Python 2.3
  2. Dia
  3. PyCairo
  4. PyGtk
  5. Store the rotation script (dia_rotate.py) into Dia installation folder(ex. C:\Program Files\Dia)
  6. Diashapes
ただ、ほとんどの図形は、dia_rotate.py をインストールしても、回転できないのであった。。。
Dia, Diashapes ともに、インストールには、ダウンロードしたexeファイルを、実行するだけである。
Diashapes でダウンロードしたデータは、フォルダ:C:\Documents and Settings\Winユーザ名\.dia\ 配下に格納される。

While the GDK rendering engine provides support for rotated text, having rotated text is only part of the problem. We also need infrastructure so that handles, connection points, bounding boxes etc. are rotated along with the object. Help on this would be appreciated.
GDK のレンダリング・エンジンはテキストの回転をサポートしているものの、テキストの回転は問題の一部分にすぎない。われわれはまた、操作、コネクションポイント、バウンディングボックスなどといった回転したオブジェクトの基板的な機能を必要としている。これについて協力していただけると嬉しい。



> 2014-05-17修正: 引用文について更新した。

附言

OpenOffice の Draw か、Inkscape を使うべきなのかも知れない。。。

References


2014年5月15日木曜日

Google の検索欄で Emacs キーバインドが使えるようになってたゾ

ぼくが知らなかっただけ? Google の検索欄 (検索の \

2014年5月14日水曜日

Mac の GIMP 2.8.10 に G'MIC プラグインをインストールするには


Mac の GIMP 2.8.10 (gimp.org からダウンロードした本家版GIMP.app。LisaNet 版 Gimp on OS X にあらず) に、有名な画像処理のプラグイン G’MIC をインストールしようと試みたが、GIMP が認識してくれない状態だった。原因は、おそらく G’MIC のビルド上のバグで、ライブラリ libpng の配置に問題があり、読み込むことができないためである。

この問題は、簡単なワークアラウンドで回避可能で、無事インストールでき、フィルターメニューやプラグインブラウザで表示されるようになり、実際に使うことができた

GIMP.app, which is distributed from gimp.org for Mac OS X 10.9 (Mavericks), cannot detect the G’MIC for GIMP plugin. The cause of this is that gmic_gimp tried to load libpng from strange location. This article proposes a work around for this issue.




環境


試したのは以下のような環境です:


解析


通常、GIMP に、プラグインをインストールする場合は、所定の場所にバイナリを入れてやるだけでいい。たとえば、Mac OS X 10.9.x (Mavericks) の場合、


  • /Applications/GIMP.app/Contents/Resources/lib/gimp/2.0/plug-ins/

  • ~/Library/Application\ Support/GIMP/2.8/plug-ins/

のいずれかになる。

ところが G’MIC をインストールしようとしたところ、なぜか GIMP が認識してくれない。GIMP 起動時のスプラッシュ画面をみるに、いちおう探してはいてくれるようなのだが。

そこでデバッグオプションをつけてコマンドラインから調べたところ、G’MIC for GIMP (gmic_gimp) は、変な場所からライブラリ libpng15.15.dylib をロードしようとしていた (dyld: Library no loaded: の行):

$ /Applications/GIMP.app/Contents/MacOS/GIMP -c --debug-handlers
Setting up environment...
Enabling internal python...
Locale black magic...
Launching GIMP...
Cannot spawn a message bus without a machine-id: Unable to load /var/lib/dbus/machine-id or /etc/machine-id:
Failed to open file '/var/lib/dbus/machine-id': No such file or directory
dyld: Library not loaded: /tmp/skl/Gimp.app/Contents/Resources/lib/libpng15.15.dylib
Referenced from: /Users/honyarara/Library/Application Support/GIMP/2.8/plug-ins/gmic_gimp
Reason: image not found
(GIMP-bin:36253): LibGimpBase-WARNING **: GIMP-bin: gimp_wire_read(): error

解決方法 (ワークアラウンド)


これは G’MIC のビルド上のバグだが、以下のようなワークアラウンドとして回避できる:


  • libpng15.15.dylib をコピーなりシンボリックリンクを張るなりして、/tmp/skl/Gimp.app/Contents/Resources/lib/libpng15.15.dylib を作る。

libpng15.15.dylib 自体は、自分で用意するしかない。わたしの場合は、たまたま以前 brew したものが、/usr/local/Cellar/libpng/1.5.17/lib/libpng15.15.dylib に残っていたので、これを利用した:

$ mkdir -p /tmp/skl/Gimp.app/Contents/Resources/lib
$ cd !$
$ ln -s /usr/local/Cellar/libpng/1.5.17/lib/libpng15.15.dylib .

こうしておいて GIMP を起動してあげると、フィルターの最後に灰色で G'MIC が表示されるし、プラグインブラウザで G'MIC を検索することができた。

めでたしめでたし。ヽ(´∀`)ノ